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AGA治療薬フィンペシアとフィンカーの違い

髪が薄い男性

フィンペシアは、フィナステリドを有効成分とするAGA治療薬です。フィンペシアはAGA治療薬の代表格であるプロペシアのジェネリック医薬品であり、価格が安いというメリットがあるため、多くの人が服用している治療薬です。一方で、フィンカーという医薬品をAGA治療薬として服用している人も存在します。こちらは、プロスカーという治療薬のジェネリック医薬品であり、有効成分はフィンペシアと同じフィナステリドです。これらは、どちらもフィナステリドを有効成分としているという共通点がありますが、明確な違いが存在します。

フィンペシアとフィンカーは、どちらもインドのCipla社が製造販売しているジェネリック医薬品です。どちらもフィナステリドを有効成分としていますが、配合量や錠剤の大きさには違いが存在します。錠剤の大きさはフィンカーの方が大きく、フィナステリドの配合量に関しては、フィンペシアは1錠当たり1mgであるのに対して、こちらは1錠当たり5mg配合されています。

インドのCipla社が、同じ有効成分を配合したフィンペシアとフィンカーという治療薬を製造販売しているのは、治療の対象となる病気が異なるためです。そもそも、これらの有効成分であるフィナステリドは、前立腺肥大症の治療のために開発されたという歴史があります。前立腺肥大症患者に対してフィナステリドを投与した結果、多くの人に発毛や増毛効果が生じたことによって、AGA治療のために開発されたのがプロペシアです。そのため、フィナステリドはAGA治療薬だけでなく、前立腺肥大症の治療薬にも配合されています。つまり、プロペシアやフィンペシアはAGA治療薬であり、プロスカーやフィンカーは前立腺肥大症の治療薬であるという違いがあるのです。

プロスカーは本来前立腺肥大症の治療薬ですが、AGA治療薬として服用する人が存在します。フィンカーをAGA治療薬として服用するメリットとしては、コストパフォーマンスに優れていることです。AGA治療に必要となるフィナステリドは1日1mgであり、それ以上を服用しても効果は変わらないとされています。そのため、AGA治療薬として服用している人たちは、ピルカッターなどで1錠を1/4にカットして服用しています。フィナステリドとフィンカーを比較すると、フィナステリドの配合量は5倍違いますが、価格がそのまま5倍になるわけではありません。つまり、フィナステリド1錠とフィンカー1/4錠の価格を比べると、後者の方が安く購入できるのです。

このように、コストパフォーマンスに優れるフィンカーですが、デメリットも存在します。まずは、前述したようにピルカッターなどでカットする必要があり、服用には手間がかかることです。また、ピルカッターを使用したとしても正確に1/4に分割できるわけではないため、1日の服用量にバラつきが生じて、安定した効果が得られにくくなる恐れがあります。さらに、フィナステリドは女性や子供が触れてはいけないとされる成分です。通常、錠剤は表面がコーティングされているため、単に触れるだけでは問題となりませんが、カットすることでフィナステリドが飛び散るので、女性や子供が触れてしまう危険が生じます。これらのデメリットと、コストパフォーマンスに優れるというメリットを天秤にかけて、自身に合った治療薬を選択しましょう。